
加工は熱可塑性を利用したインジェクション方式という射出成型方式がとられています。
大量生産ができるので、一般向けのボタンとして適しています。 現在はナイロン樹脂の単一素材のものよりメタルパーツなどと組み合わせたものに人気があります。 素材の特徴はこちら
後から染色することができないので、原料の段階で着色します。 そして色柄を組みながら材料の板を積み重ね、押出し機で熱と圧力をかけて小さな丸い棒として押出し、出口のところで輪切りにします。 次にこれを水分調節した後、圧縮成型機の金型に入れ、圧縮・加熱するとボタンの形になり、 バリ(金型のすき間からはみ出した余分なもの)を取り去ってから乾式研摩をします。 素材の特徴はこちら
形状的には比較的平坦なデザインものが多く作られていますが、模様や文字を彫刻したものや裏足のボタンもできます。
蝶貝:真珠母貝と呼ばれる二枚貝で、その色調から白蝶貝、黒蝶貝、茶蝶貝があります。
メキシコあわび:孔雀と呼ばれるグリーンの色が特徴。 素材の特徴はこちら
実の表皮を削ると美しい象牙色の果肉が現れることから「アイボリーナット」と呼ばれています。
その質感・光沢とも天然素材ならではの、柔らかな感触で、加工・染色とも容易で扱いやすい優れた素材です。 素材の特徴はこちら
角を切断し、ボタンの大きさにしただけのダッフルコート用のボタンや表面をいろいろな形状に削り上げた表穴ボタンは、 スーツやジャケット用ボタンとして近年、多く使われています。 素材の特徴はこちら
皮に必要な処理を行った後に、小さく切って一個のボタンに編み上げ、 プレス加工で形を整えて、塗料を塗ったバスケット型と呼ばれるボタンになります。
その他に一枚皮を型押ししたボタンもあります。 素材の特徴はこちら
一枚の板を削ったり、手彫りしたものと、薄い板を樹脂で積み重ねた合板を面削仕上げしたものとがあります。 素材の特徴はこちら
素材の製法としてはまず原料に白顔料やパール箔(製品になった時にパールに似た色柄を作るために入れます)、 水などを混ぜて一昼夜「熟成」させたものを押出し機に入れ、熱と圧力によって材料を完全に練り合わせ、押出します。 出口の部品形状を変えることによって、丸い棒や帯状の柄もの材料が作れます。 素材の特徴はこちら